わたしのすきな絵本

たべることがすき!
でも振り返ってみると、たべることというより食まわりの風景やあれこれがすきだったのがはじまりだったのかも。
わたしの本棚には料理本はもちろん、それ以上に食まわりに関する本がたくさん。

高山なおみさんの「日々ごはん」や「帰ってから、お腹がすいてもいいようにと思ったのだ。」「たべる しゃべる」
よしもとばななさんの「ごはんのことばかり100話とちょっと」
川内倫子さんの「りんこ日記」はフォトグラファーさんだけどたべることがすきなひとなんだろうなと読んでて思った気がするし、だいすきなYUKIちゃんのGirlyシリーズにもやっぱり食事のことが描かれてあったり。

たべること、食まわりのこと(料理、段取り、食材、うつわ、コーディネート、食卓の風景、おいしいものに集まり、話に花を咲かせるひとたちまで含む!)がすきだし、
食まわりを大切にする価値観のひとがたぶんすきなんだとおもう。

映画はあまり観ないほうだけど
(寝てしまう。。)
「かもめ食堂」「ホノカアボーイ」「南極料理人」はすき。「千と千尋の神隠し」のおおきなおむすびのシーンもだいすき。

こころがへこんだ時、あったかいもの、ちゃんとしたものをたべると、すごく沁みて元気になるし、
料理をすることで、生活にリズムができたりこころが落ち着く。
たべることは生きることで、
料理は、相手に思いを遣る行為。
「シェ・パニースへようこそ!」は
だいすきな食の絵本。
「おいしい革命」で有名なアリス・ウォータースが、むすめファニーの目線で描いた、レストラン「シェ・パニース」でのあれこれ。
地元のオーガニックな食材をつかって、その日にいちばんおいしいものをいちばんおいしい食べ方でたべてほしいから、コースは日替わりの一種のみ。 
なので、メニューはその日の朝のミーティングで決まるし、きのうはあった野菜が今日は揃わなかったりなんてことは日常茶飯事で、「さぁ、どうしようか」って。
緊急事態なのに、なぜかたのしそう^ ^


アリスの提唱する

1.持続可能な方法で、環境に配慮して作られたものを食べるようにしましょう


2.旬なものを食べましょう


3.ファーマーズマーケットで買い物をしましょう


4.庭で野菜やハーブなど食べられるものを栽培しましょう


5.ものを大切にし、堆肥をつくってリサイクルしましょう


6.料理はシンプルに五感を使うようにしましょう


7.みんなで一緒に料理をしましょう


8.みんなで一緒にご飯を食べましょう


9.食べ物は尊いということを忘れずに


は、日本の食文化にも通じるところは多い。わたしの新しくはじめたことの1つはその実践。エディブルガーデンをもつこと。
「シェ・パニースへようこそ!」
には、わたしの理想の世界と、こんなふうにわが子を育てたいなっていう憧れが詰まっていて、挿絵もかわいい。
おおきな鍋に入れてもらうのがすきだったファニーは、レストランで赤ちゃんが泣き出したらおおきなボウルに入れてあやしたり…
ファニーの夢のなかにでてきたレストランは野菜畑のまんなかにおおきなひとつのテーブルがあって、自分のたべたい食材を直接畑からコックさんへ持っていくんだって!
さいごには、レシピも。
アリスやファニーが直接おしえてくれてるみたいなたのしい絵本。

ホワイトハウスに、はじめてエディブルガーデンをつくったり、
アメリカの食を変えるなら、子どもからということで、学校で実践としての食育運動(エディブル・スクールヤード)をしたり。
自分のできることからこつこつ、という姿に共感します。

エディブル・スクールヤードは日本にも入ってきているみたい。

いい。。

The gift will suddenly arrive. If you are ready for it. Just sing.

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