ハッピー・リトル・アイランド

2017.12.09
寝不足だー

久しぶりの母乳外来。
「“断乳”はおかあさんの意思。そしておかあさんと赤ちゃんのけじめ。」
とせんせいが仰っていた。

折々のけじめをつける習慣が、大きくなってからの子どもの心を安定させるし、自分から自立していく、何かあっても踏ん張れる子になるんだって。

せんせいは自分のしごとに誇りを持っていらっしゃって、わたしはいつも会うたんび、素晴らしい職業だなぁと思ってしまう。
(今しているしごとがつまらなかったら、わたしも転職してみたくなるくらいに。)




午後は、前回ご縁のあった女性の企画されたミニシアターへ。

「ハッピー・リトル・アイランド」というギリシャの離島イカリア島に若者が移住するお話。
ギリシャ危機で、アテネの若者の半分が無職というくらい貧しく、不安定な情勢のギリシャ。そんな中、イカリア島というちいさな離島に逃げてきた若者のリアルな生活が淡々と写し出される映画です。

わたしはタイトルから、もっと明るいというかキラキラした感じの映画と思っていたのだけれど、どちらかというとリアルで、重ための内容に感じました。
“移住”とか“等価交換”とか“助け合い”とか“農業”とか。近頃はますます地方での暮らし方を特集する雑誌なんかも多いし、わたしもすごく興味があったのだけれど、これをみて改めて自分がいかに日本の枠組みの中で生活しているかを痛感したよ。

そして、経済成長が止まり人口もぐんぐん減っている日本が、これからどんな風に変わっていくのかわからないけれど、ギリシャの話がまったくのヒトゴトには思えなかった。。リアルだよ、、

映画を観た後、みんなで色々話していて、結構共感というか、「こんな感じだよねー!」って方が多かったのが意外だった。
場に集まっていたひとはみんな若いけれど実践家の方ばっかりだからなのかな。
すごく、たのしかった。
感覚として、わたしより若い世代の方が危機意識も高いし、だからこそ自分のあたまでちゃんと考えるし、自分の目でみて確認するし、自分の足で稼ぐフットワークの軽さがあると思う。原発も、少子高齢化も、戦争も。より、リアルに感じて実際にうごいてる人が多い。

こういう人と会いたかったんだー!ってしみじみ幸せを感じながら帰りました。
わたしも色々喋った。
少しずつ、種まき。

思ってること、話すことをもっとシンプルにしたいし、文章書くのももっと早くまとめられるようになりたい。

The gift will suddenly arrive. If you are ready for it. Just sing.

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